人生というストーリーを振り返る!人生すごろく「金の糸」の効能

人生すごろく「金の糸」は、日本キャリア開発協会(JCDA)の自己理解ツールです。カウンセリングは通常1対1で行われますが、「金の糸」は3~4名程度で行うことができるため、職場や会合など様々な場面で活用することができます。

いろいろな場面で活用できそうです
「金の糸」の理論は「ナラティブアプローチ」
ナラティブアプローチとは、「人は自分の人生を物語(ナラティブ)として理解し、その物語を書き換えることで新しい可能性を見出す」という考え方に基づく支援方法です。従来の支援では、「問題は何か」「原因は何か」を分析することが重視されてきました。一方、ナラティブアプローチでは、
◆人は自分の経験を「物語」として意味づけている
◆同じ出来事でも、語り方によって意味は変わる
◆新しい物語を一緒につくることで、未来の行動も変わる
と考えます。
例えば、「私は失敗ばかりする人間だ」という物語を持っている人が、「失敗を通して学び、挑戦を続けてきた人だ」という物語に再構成できると、自信や行動が変化する可能性があります。
キャリア理論で代表的なマーク・L・サビカスのキャリア構成理論では、人は職業を「選ぶ」のではなく、自分の人生の物語を語りながら「キャリアを構成」していくと考えました。キャリアカウンセリングでは、クライアントが過去の経験や価値観、人生の転機を語り、その物語から人生のテーマ(ライフテーマ)を見出して、次の一歩を共につくっていきます。
日本キャリア開発協会(JCDA)では、サビカスの提唱するライフテーマを「金の糸」と呼んでいます。この「金の糸」は、ギリシャ神話のアリアドネの糸を現代のキャリア理論やナラティブアプローチで発展的に用いた比喩のようです。
人生すごろく「金の糸」とは?
人生すごろく「金の糸」は、自身の経験や思いを言葉にし、自分自身を振り返ることを楽しみながら体験できるツールです。自分の人生の素晴らしさや他の人々とのつながりを感じ、自分らしさに気づくことができることが可能です。


普通のすごろくはそれぞれのメンバーがサイコロを振って出た目を進んでいきますが、「金の糸」では、出た目に書いてあるお題を参加者全員で話し、共有していきます。他の方の経験を聞きながら、自分の忘れていた経験を思い出すこともあります。
ゲームの中で一つ一つ経験を語る中から、それらの経験をつなぐものが見えてきます。JCDAではそのつながりを「金の糸=自分らしさ」と呼んで大切にしています。ゲームを通して語ったり、相手からフィードバックを受けるなかで、自然に「自分とは何か」を考え理解するようになっています。ぜひ経験してみてください。
日本キャリア開発協会(JCDA)ではだれでも参加できるワークショップを随時開催しています。
「金の糸」の効能とは?~企業での活用をお勧めします~
社内研修として定期的に人生すごろく「金の糸」を活用することで、
自身を振り返るしくみづくり
社内のコミュニケーション活性化
ほめる風土醸成
につながります。従業員のキャリア形成のしくみとして導入してみませんか?



楽しみながら従業員のキャリアアップ、職場環境改善につながります!






